e建機®チャレンジ2026開催レポート DAY2
一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の建設・建機ワーキンググループでは、2022年よりe建機®チャレンジ大会を開催してきました。e 建機🄬チャレンジとは建設業界の人材不足解消と迅速な災害対応の為に 建設機械の遠隔操作の社会実装を目指した実証の場としたイベントで、ワーキンググルー プメンバー企業により企画・運営をおこない、学生、女性そして、eスポーツプレイヤーな どの遠隔操作への親和性の高い若者に体験していただいています。
第5回目として開催いたしました、e建機®チャレンジ2026の開催内容についてご報告します。
開催概要
日時:2026年10月2日(金)、3日(土) 2日間
2日間共通テーマ「未来と現在をつなぐ、超遠隔施工」
場所:ウイングアーク1st株式会社 東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー36F
Day1:10月2日(金) 12:00~17:00業界・官公庁向け 「超遠隔施工がひらく、無人化施工の普及と現場DXの未来」
内容:基調講演・実装事例紹介・関連技術紹介・遠隔操作体験・遠隔操作シミュレーター体験・パネルディスカッション
Day2:10月3日(土) 10:00~16:30一般・学生向け 「遠隔操作がつなぐ、未来の建設現場」
内容:学生、プロeスポーツプレイヤー、予選通過者による超遠隔操作競技大会・遠隔操作体験・遠隔操作シミュレーター体験
後援
国土交通省
一般社団法人日本建設機械工業会 (CEMA)
一般社団法人日本建設機械施工協会 (JCMA)
DAY2 遠隔操作がつなぐ、未来の建設現場
DAY2は、e建機®チャレンジ競技大会が行われました。
ハリセンボン 箕輪はるかさんにご出演いただき、進行と多くのコメントをいただき、盛り上げていただきました。はるかさんと日立建機「重機ファンダム」の猿山さんとのトークセッションはとても楽しい内容でした。
司会進行は、DAY1に引き続き、SPORTS MC(e建機チャレンジMC)のアリーさんです。
DAY2の開催挨拶をいただき、競技ルールの説明が行われました。
そして1日目からですが、植村建設 UNICON Filedの油圧ショベルを超遠隔操作体験、ウイングアーク1stのUNICON Filedをリアルタイムで可視化するMotionBoard,、ARAVの重機でGoシミュレーター、日立建機「重機ファンダム」の展示が行われました。
植村建設株式会社 開発企画・ICT事業部 ICTプロデューサー 常務取締役
TDBC建設・建機ワーキンググループリーダー 山本 雅
白久サブリーダーから、今回の競技はこれまでの積み込み~排土までのスピードを競うだけでなく、安全確認の履行、積み込み量をペイロードを用いて計測し、クローラーダンプは操作しない。安全確認の不履行や接触にはペナルティとして減点、積み込み量は過積載とならないように適正重量を規定し、その上限にてポイントを与る。5回の積み込みによる時間を計測し、実現場での稼働を意識した安全性、生産性によるTDBC独自の積算手法により順位が決まる。との競技について説明がされました。
また、チームは2人一組(コマンダーと呼ぶ補助者の配置は任意)で日立建機製とコマツ製の油圧ショベルをそれぞれ、日立建機製とEARTHBRAIN製の遠隔操作システムにて操作を行い、合計ポイントを競いました。
日立建機では、3Dグラスを装着し、3Dモニターにより視認性の向上を図っています。
競技では、油圧ショベルの車載カメラ以外に、ドローンカメラによる上空からの俯瞰映像、地上固定カメラによる横からの俯瞰映像をコックピット横に投影し、より視認性や位置、操作状態を確認できるようにしています。
TDBCでは、遠隔施工における安全衛生管理計画書を作成し、国土交通省へ提出の上、確認をいただいています。
競技者は、平川の千葉房総技能センターにて、安全教習、実搭乗による実際の死角の理解委や油圧ショベル操作の説明、遠隔システムの構内操作教習を受け、そして六本木会場のビルからの超遠隔操作の練習を行い、本番に挑んでいます。
ARAV株式会社 代表取締役
TDBC建設・建機ワーキンググループ サブリーダー 白久 レイエス樹

出場チーム紹介
・前回優勝 KONAMI eスポーツ学院 キオン・ウドラー・(コマンダー)エイト
・プロeスポーツプレイヤー QT DIG∞ VALORANT部門 misaya選手・Relifeコーチ
・「重機でGo」全国予選会突破 Kenさん・こーさくさん
・重機部@東京第一 前田さん(東京大学)・綾さん(東京大学)
・重機部@東京第二 殿村さん(東京大学)・堀部さん(東京女子大学)

競技予選
競技は全5チームによる予選を行い、成績上位による決勝戦を行いました。
重機でGo予選突破チーム・QTDIG∞プロeスポーツチーム
重機部@東京第一・KONAMI eスポーツ学院・重機部@東京第二
建機女子トークセッション
決勝戦が行われる間には、箕輪はるかさんと日立建機「重機ファンダム」の猿山さんとの建機女子トークセッションを行いました。
建機をこよなく愛する女子がどのような目線で建機を見ているのかなどとても興味深いお話をお二人でされました。とても楽しい内容でしたので是非ごらんください。
競技決勝
予選の成績発表と決勝戦が行われました。決勝に進んだのは重機部@東京第一と重機部@東京第二でした。両チームとも綿密なルールの把握とその中で最大の効果を計算した結果の成績でした。
決勝 重機部@東京第一・重機部@東京第二
e建機チャレンジプロデューサーの建設・建機ワーキンググループ スーパーバイザ 伊藤忠商事の池田さんより講評をいただいて、結果発表・表彰式となりました。
結果は、重機部@東京第一が優勝しました。
各賞は以下の通りです。

最後に一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会 代表理事 鈴木正秀より閉会の挨拶があり、開催関係者、スポンサー各社、来場者、ライブ配信視聴者へお礼を申し上げ、TDBCが目指す2030年に目指す遠隔・自動施工の未来の動画をご紹介し、閉会いたしました。
箕輪はるかさん&MC アリーののトーク集
今回、出演いただいたハリセンボン 箕輪はるかさんとMC アリーさんとのトーク集をまとめました。アリーさんは5回目となりe建機チャレンジの開催の意図、意義をご理解いただいた進行は素晴らしいです。そこへ、建機女子の箕輪はるかさんが加わり、はるかさんの鋭いコメントは軽快に楽しく、ワクワクするイベントへと昇華いただいています。

未来・共創企業の紹介
TDBCでのイベント開催はスポンサーの皆様からの協賛により行われております。 協賛企業の皆様よりご支援をいただき誠にありがとうございました。主催者を代表し、心より御礼申し上げます。
開催スポンサー企業(五十音順)
株式会社EARTHBRAIN/ARAV株式会社/伊藤忠商事株式会社/ウイングアーク1st株式会社植村建設株式会社/株式会社カネモト/寿建設株式会社/東珠株式会社/西尾レントオール株式会社西松建設株式会社/日立建機株式会社/株式会社フジタ/丸磯建設株式会社/株式会社諸岡
e建機チャレンジは建設・建機ワーキンググループ(WG07)の皆様と、機材提供企業様、運営サポート・技術協力企業により開催されています。企画、準備、開催当日と長きにわたる活動へTDBCとして御礼申し上げます。
建設・建機ワーキンググループ(WG07)メンバー企業(2026.10.1現在 順不同)
植村建設株式会社/伊藤忠商事株式会社/ARAV株式会社/株式会社パトライト日立建機株式会社/NSW株式会社/丸磯建設株式会社/野原グループ株式会社ヴォイニッチ株式会社/株式会社コナミデジタルエンタテインメント/田中電気株式会社アクティア株式会社/株式会社eek/ウイングアーク1st株式会社/東珠株式会社特定非営利活動法人 国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部(NASEF JAPAN)一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会/一般社団法人災害対策支援者協会一般社団法人千葉房総技能センター/旭建設株式会社/株式会社EARTHBRAIN/株式会社カネモト株式会社フジタ/西松建設株式会社/東海大学
イベントサポート
一般社団法人千葉房総技能センター(運営全般・参加者教習)
株式会社フルハウス (イベント進行/MC)
秋葉原ドローンスクール (ドローン撮影)
一般社団法人災害対策支援者協会 (競技運恵・参加者教習)
伊藤忠TC建機株式会社 (競技運営)
株式会社トライアロー (「重機でGo」予選会)
機材提供
日立建機株式会社 (ショベル・遠隔システム・地上固定カメラ)
株式会社EARTHBRAIN (ショベル・遠隔システム)
EPレンタル株式会社 (キャリアダンプ 諸岡)
丸磯建設株式会社 (キャリアダンプ コマツ)
西尾レントオール株式会社 (運営設備一式)田
中電気株式会社 (ドローン、無線機)
技術協力企業
株式会社プラスループ (映像・通信総合コーディネーション/映像編集)
ヴォイニッチ株式会社 (通信コーディネーション)
おわりに 『未来と現在をつなぐ、超遠隔施工』~競争から共創・協調へ~
『未来と現在をつなぐ、超遠隔施工』~競争から共創・協調へ~
をテーマに掲げた ‘e建機チャレンジ2026’、如何でしたでしょうか?
昨年は、大阪・関西万博シャインハットからの遠隔操作にチャレンジしました。
開催5回目となる今年は、初の2日間開催。
今年も新たなチャレンジとなりました。
相次ぐ台風の発生で、開催をあきらめかけた時もありました。大勢の関係者の ‘未来と現在をつなげる’ 熱い思いが通じたのか、開催の2日間は幸い天気に恵まれ、‘共創・強調’の精神で、無事イベントを開催することが出来ました。
今年はタイムだけではなく、品質(重量)、安全も考慮した ‘生産性ポイント’を新たに採用し、安全教習・遠隔教習にも力を入れました。遠隔制御技術の向上、通信インフラの向上で一段と技術のステージが上がったと感じます。
何より、競技参加の皆さんの緻密な戦略、精緻な操作には驚かされました。
来年はどんな進化を見せる事が出来るか!我々のチャレンジは続きます。
未来・共創