2026.03.24 - 第29回会合レポート(2025年度中間発表会)
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9月のキックオフから255名(複数WG参加者あり)のメンバーが各ワーキンググループごとに協議、実証実験等の活動に参加しています。
全9グループの代表が活動の中間発表を行いました。
TDBC会員が会場参加、オンラインの合計で105名が参加した。
今後、ワーキンググループは7月10日に開催されるTDBC Forum 2026での成果発表に向けて活動を進めていきます。
発表資料は中間時点の内容の為、一般公開しておりません。会員の方のみへ会員ポータルGaroonにて共有となります。
新規会員挨拶

株式会社ア・プロ 高山 辰夫 様
株式会社明電舎 進藤 勝昭 様
株式会社EARTHBRAIN 高坂 美紀 様
Geotab Inc. 竹内 崇道 様
旭建設株式会社 原田 健司 様 (オンライン)
各ワーキンググループから活動の中間報告
WG01 事故ゼロ実現に向けた称賛と指導による安全文化の醸成
事故ゼロの実現に向け、称賛と指導を組み合わせた安全文化の醸成に取り組む。ドライバーの行動データや運転評価を活用し、単なる減点管理ではなく加点型の評価やフィードバックを重視。AIや映像解析などの技術の実証実験を行っている。実際の事故の経験談を公開。メンバー企業の安全指導の現場や荷主との協業現場を視察し、フィードバックを行うことを計画。
松浦通運株式会社 馬渡 恒太朗 様

WG02 健康経営の推進と健康課題解決
健康経営の推進とドライバーの健康課題解決を目的に、睡眠・食事・生活習慣の改善施策を検討。SAS対策や栄養管理、データ活用による健康状態の可視化などを通じて、長く安全に働ける環境づくりを目指す。企業の取り組み事例や専門家の知見を共有し、現場で実行可能な健康施策の普及を推進している。
TDBC 小島 薫

WG03 新たな人材確保と教育、働き方(外国人ドライバー)
人材不足への対応として、外国人ドライバーの活用や教育・働き方改革を検討する取り組み。制度・言語・文化の課題を踏まえた受入環境整備や教育プログラムの構築を進めるとともに、業界全体での人材確保の在り方を議論。多様な人材が安心して働ける仕組みを整備し、持続可能な物流人材基盤の構築を目指している。
TDBC 小島 薫

WG04 荷主とのパートナーシップによる2024年問題の解決と、働く環境の改善
荷主と物流事業者の連携により、荷待ち・荷役時間の削減と働く環境改善を目指す取り組み。データと生成AIを活用し待機要因を可視化・分析。実証では予約乖離の常態化が明らかとなり、課題は予約設計と現場処理能力の双方にあることを確認。構造的改善に向けた提言を進めている。
ウイングアーク1st株式会社 大嶋 誉也様

WG05 動態管理プラットフォーム(traevo platform)の社会実装と活用
WG05全体リーダーの株式会社首都圏物流 駒形 友章様よりWG05の目的を説明。

WG05A 共同輸送ユニバーサルシステム「traevo noWa」活用分科会
動態管理プラットフォーム上に構築した「traevo noWA」の状況を報告。輸送力不足の解消と積載効率向上を目指す。荷主間連携による共同輸送の実現を通じて環境負荷低減にも寄与。社会実装フェーズに入り、今後は利用拡大と公共インフラ化を見据えた更なる高度化を進める。
AGC株式会社 髙橋 雄太 様

WG05B 動態管理プラットフォームを活用した積載効率の改善とカーボンニュートラルの実現分科会
物流効率化法の改正により、脱炭素社会の実現への寄与と積載率の向上が努力義務となり、物流政策パッケージの実現とサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルを目指すための鈴与カーゴネットによる実証実験の途中報告を行っていただきました。
株式会社アスア 間地 寛 様

WG05C 持続可能な農業を実現するための青果物流の課題解決分科会
動態管理プラットフォーム(traevo)を活用し、青果物流における属人的で非効率な集荷・配送の課題解決を目指す取り組み。発荷主・物流企業・着荷主間に存在する情報の分断を可視化・共有し、個社最適から全体最適への転換を推進。イーサーポートリンクが開発中の共通プラットフォームにより集荷・配送情報を統合し、小ロット輸送の効率化や共同配送の可能性を検証し、持続可能な生鮮物流モデルの構築を目指している
イーサポートリンク株式会社 石井 崇博 様

WG06 生成AIを取り入れた新しい物流連携による「現場DXの実現」
生成AIとデータ連携を活用し、配車やバックオフィス業務の効率化を図る現場DXを推進。既存データをAIで加工・連携することで、システム間の壁を越えた業務改善を実現。実証を通じてデータ可視化の重要性が示され、適正運賃や業務効率化への活用が進められている。
株式会社新宮運送 木南 普一 様

WG07 遠隔操作による無人化施工の普及と一般土木工事への活用に向けた連携
超遠隔操作技術による無人化施工の普及を目指し、安全性向上と人材確保に取り組む。e建機チャレンジを軸に実証や体験機会を創出し、多様な人材の参画を促進。技術普及と教育を通じて、建設業の新たな働き方と人材創出モデルの構築を進めている。e建機チャレンジ2026は10月2日、3日に開催されます。
植村建設株式会社 山本 雅 様

WG08 無人AI点呼実現への挑戦
AIと生体センサーを活用し、無人点呼の実現に向けた実証を推進。健康状態の自動判定による安全確保と業務負担軽減の両立を目指す。低コストな単体デバイスとしての実装を検討し、現場に導入しやすい仕組みづくりを進めながら、業界の新たな安全基準の確立を目指している。
大河原運送株式会社 大河原 裕尊 様

WG09 持続可能な運輸事業者への転換 (SDGsの推進)
LocationMindによる「高精度GPS 受信機を利用した経路ごとのCO2 排出量可視化や CO2 削減の提言」への実証実験状況、アルファスによるについて燃費向上、CO2 削減、 NOx ・ PM 削減、メンテナンスコスト削減等の効果が得られるChange Fuelの実証実験の報告をしていただきました。「中小運輸事業者が目指す、CO2 排出量の可視化」の取組においては、今後実証実験を行うこと、SDGsナレッジバンクの公開、SDGs啓発セミナーの開催を共有いただきました。
株式会社セイリョウライン 幣旗 貴行 様

特別講演 「外国人ドライバー採用、環境と制度のポイント」
外国人ドライバー採用に関する制度・環境・実務上のポイントを説明いただき、特定技能制度や在留資格の仕組み、受入れに必要な要件・支援体制、育成就労制度の方向性を解説するとともに、外国人労働者の増加背景や人材不足との関係を示された。さらに、採用が進まない要因として言語・処遇・違法就労の問題を指摘し、制度理解と受入環境整備の重要性を提言いただいた。
行政書士事務所 TAKO・GIVER 大北 晋也 様

事務局より 最新情報と今後の活動について
TDBC代表 小島薫より、TDBC全体の活動や表彰の報告、各WGの成果をまとめた寄稿文などを紹介。寄稿文はTDBCホームページで公開しているので参照していただきたい。サステナビリティDX推進協議会(SDXC)代表から、体制変更について新理事就任の幣旗氏と岩崎氏を紹介。事務局長鈴木より、関西物流展(4/8)、TDBC Forum 2026(7/10)、運輸安全物流DX EXPO2026(5/27-29)をご案内。最後に、3月1日より事務局へ加わった荒木を紹介し、挨拶した。
