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TDBC

TDBC事務局レポート 2020

  1. 2020.8.25-第18回会合レポート

    新型コロナウイルスの影響で今年度のワーキンググループの開始が遅れ、7月から順次グループ別にWeb会議でキックオフを実施しました。 グループごとに1,2回のWeb会合を開催した結果として、今期の活動方針をこの場で発表しました。ここで内容を確認し新たにワーキンググループに参加される会員も増え、当日はWeb開催で過去最大の142名の方にご参加頂きました。併せて、重要な経営課題となっています新型コロナウイルス対策と7 月に新たに国交省から発表のあった運輸防災マネジメントに関して協議会サポート会員のMS&AD インターリスク総研株式会社、三井住友海上火災保険株式会社に講演をいただきました。三井住友海上火災保険株式会社 九州支社 藤田大輔様より、「With コロナ」対策支援について、新しい働き方を支える人事労務情報や、制度構築の支援についてご紹介頂きました。つぎにMS&ADインターリスク総研株式会社の石橋潤様より、国交省の「感染拡大予防ガイドライン」と「業界別マニュアル」をもとに自社独自のマニュアルを作成と、濃厚接触者の判断と保健所への対応のポイントについてご説明頂きました。また7月に発表された「運輸防災マネジメント指針」について、国交省の評価体制などをご紹介いただきました。[ワーキンググループ] 本年度はテーマの見直しを最低限とし、2019 年度の深堀りを前提として実施します。WG は、WG05B をWG05A に統合した以外は、WG01〜WG07 のワーキンググループを継続としています。WG全体キックオフとして、各グループから今年度の活動方針が発表されました。WG01 事故の撲滅と実現のための乗務員教育WG02 乗務員の健康増進と新型コロナウイルス対策WG03 MaaSへの取り組みWG04 人材不足の解消WG05A 様々なデバイスに対応する位置情報管理プラットフォーム実現WG05C 無人AI 点呼実現への挑戦WG06 運輸業界共通プラットフォームの構築WG07 遠隔操作による建設現場の課題解決[新規会員ご紹介] 菱木運送株式会社日本郵便オフィスサポート株式会社システムギア株式会社日野自動車株式会社株式会社システムライフ鈴与カーゴネット株式会社アクティア株式会社丸和運輸株式会社梅田運輸倉庫株式会社[事務局より] 一年間のワーキンググループ活動をより円滑に有効に進めていくための年間スケジュールを提案協議会新理事就任について 中日臨海バス株式会社 代表取締役会長 森川道博さん(令和2年4月14日就任)オブザーバー会員制度の終了と、新型コロナウイルスでの影響により参加が困難な場合や年会費の対応について 最後にWG ごとの情報共有会を実施の予定でしたが、事務局側のZoom の設定の問題で、一部しか実施できなかったため次回WG の会合を情報共有会として見学参加可能とさせていただきました。

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  2. 2020.1.24-第17回会合レポート

    ワーキンググループの活動も大詰めを迎え4月のTDBC Forumに向けた中間発表と、併せてグループの枠を超えた情報交換尾場として新年会を開催しました。94社135名の大盛況で新しい年を迎えることができました。[講演:「運輸・運送業における健康起因事故・高齢化対策」] 株式会社トライプロ 代表取締役 高木宏昌 様より、疲労と認知症の発見や防止のための ソリューションをご紹介頂きました。[ワーキンググループ] ワーキンググループからは、各グループを代表してForumに向けた中間発表がありました。WG01 事故の撲滅と実現のための乗務員教育WG02 乗務員の健康課題WG03 MaaSへの取り組み Season2WG04 人材不足の解消、リソースシェアリングWG05 先端技術によるイノベーション実現WG05A 車両動態管理プラットフォームの実現WG05B 屋内外の位置情報の利活用 (準天頂衛星)WG05C AI活用による点呼の完全無人化 (経営課題)WG06 運輸業界共通プラットフォームの構築WG07 建設機械・建設業の自動化等による課題解決[新規会員ご紹介] 株式会社イージスワンイネーブラー株式会社株式会社パスコ矢崎エナジーシステム株式会社[事務局より] TDBC認定ソリューション 第一号 JICOMAX(ジコナクス)のご紹介TDBC Forum 2020予定 2020年4月15日(水)@東京コンファレンスセンター・品川ホワイト物流自主行動宣言について国交省との実証実験「QRコードによる検品時間の短縮」

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  3. TDBC認定ソリューション第一号を発表 JICONAX(ジコナクス)運輸会社の安全管理・労働時間管理はこれひとつで

    運輸デジタルビジネス協議会(以下、TDBC)は、運輸業界とICTなど多様な業種のサポート企業が連携し、デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会 に貢献することを目的として活動しています。運輸業界の課題を解決する優良なソリューションや技術を、会員内外で積極的に発掘、企画、開発し、協議会認定などの方法により会員内外に提供しています。交通事故ゼロ、持続可能な公共交通や物流インフラの実現を業界を超えた社会共通の課題としてSDGs達成に貢献します。TDBCでは、毎年テーマごとに運輸事業会員と様々な技術や製品を持つサポート会員が、ワーキンググループとして集まります。1社では解決が難しい運輸業界の課題に対して、複数の企業や業界を横断したグループメンバーで議論、様々な技術や解決策の検討、実証実験などを通して、実効性のある成果を上げるオープンイノベーション活動を実施しています。[『TDBC認定ソリューション』とは、] 事業者にとって有益と考えられる製品・サービスを、運輸デジタルビジネス協議会として認定する制度です。ワーキンググループを含めた協議会の活動で新たに開発したソリューションで、2社以上での実証実験または導入により、優良との評価がされた製品やサービス。サポート会員の既存ソリューション で、会員2社以上が既に利用しており、優良との評価がされた製品やサービス。現場での確かな実績と、利用企業の推奨を受けた優れたソリューションとして、広く運輸業界へ推奨し業界に貢献することを目的としています。このたび『TDBC認定ソリューション』の第1号として、株式会社フルバックのJICONAX(ジコナクス)を認定したことをお知らせします。「TDBCでは、業界の共通課題を解決する方法のひとつとして、経済産業省発表の「DXレポート」の業界共通プラットフォーム(割り勘効果)の考え方を『TDBCプラットフォーム』で推進していきます。株式会社フルバックのJICONAXが『TDBCプラットフォーム』の先駆けとして、トラック、バス、タクシーなどの運輸事業者の乗務員、車両に関わるさまざまな台帳管理を一元化し、交通事故ゼロの実現に貢献することを期待しています。」(TDBC 代表理事 小島 薫)[JICONAXについて] JICONAXは、運輸事業者様のために作られた安全管理・労働時間管理のクラウド型システムです。「日々の記録を事故防止に活用できるツール」というコンセプトのもとに、法律で義務付けられた日々の各種記録をひもづけて、低コストで手間なく、最高レベルの安全管理・労働時間管理を行なうことが可能です。「乗務員/車両管理」「安全管理」「社内管理」「社内コミュニケーション」の業務を統合した仕組みで、各種記録を一括でまとめ、「いつでも」「どこでも」「すぐに」確認することができ、迅速な対応が可能となります。安全管理は「必要性は理解しているが手間がかかる」、「手間をかける割に厳密な管理ができない」というもどかしさがあります。また、労務時間記録や健康記録、教育記録や事故記録など、様々な記録を取ることが義務付けられていますが、日々の記録を作成するだけで精一杯。様々な情報を連携して、乗務員教育や事故防止策に役立てる等の「記録の活用」まで手がまわらないという会社が多数かと思われます。JICONAXは「事故を起こさない社風を創る!」、「日々の記録を事故防止に活用できるツール」というコンセプトのもとに開発しました。Excel等に入力している記録をJICONAXに入力すれば、自動的に面倒な労務時間の計算をやってくれます。デジタコと連動させれば手入力も不要です。これらはクラウドサービスとして提供されるため、サーバー導入作業やメンテナンスも不要で、短期間かつ合理的な費用での導入が可能です。 世界水準のインフラを装備したSalesforceをベースに構築しているため、安定した動作環境と、制度改定時にも迅速なアプリケーション変更が実現され、安心してご利用いただくことができます。JICONAXは事故の傾向分析や再発防止策立案に必ず役立ちます。フルバックはTDBCのメンバーとして、中小企業が多数を占める運輸業界の持続的な成長をサポートし、全ての人に安心な事故のない社会を事業者の皆様と一緒に創りたいと考えます。[株式会社セールスフォース・ドットコム 常務執行役員 公共・公益営業本部長 関 弘毅 様より、エンドースメントコメントを下記のとおり頂いています。] Salesforce基盤を活用した「業界共通プラットフォームソリューション」として、JICONAXがTDBC認定第1号を取得されたことお祝い申し上げます。セキュリティと拡張性に優れたSalesforce Platformが、あらゆるビジネスプロセスの合理化、自動化、モバイル化をお手伝いします。株式会社フルバックのJICONAXが運輸業界の課題を迅速かつ合理的に解決するデジタルを活用したスマート運輸の仕組みとして、お客様のビジネスの持続的成長を支えることを確信しております。 株式会社フルバックについて所在地:三重県四日市市朝日町15-7URL: https://www.jiconax.com/設立: 1989年11月9日 本リリースに関するお問い合わせ一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会 事務局 鈴木 正秀TEL:03-5962-7370 / E-mail:unyu.co@wingarc.com

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